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人工知能を哲学する - 序章

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世間で何かと話題にされている「AI(Artificial Intelligence):人工知能」ですが、

現在正確な定義は存在していません。

 

Wikipediaを見てみると、次のように書かれています。

 

人工知能(じんこうちのう、英: artificial intelligence、AI)とは、「「計算(computation)」という概念と「コンピュータ(computer)」という道具を用いて「知能」を研究する計算機科学(computer science)の一分野」を指す語。

「言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術」、または、「計算機(コンピュータ)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」ともされる。 

人工知能 - Wikipedia  より引用(2018/9/1 参照)

 

では人工知能とはどのようなものをさすのでしょうか。

 

現在人によってその境界線が様々で、

エアコンが人を検知して的確な空調機能を提供することをAIのおかげだとする人もいれば、

Alexa(Amazonが発売しているAIスピーカー)であっても、AIとはいえないという人もいるでしょう。

 

「AI家電」とも言われるように、AIという言葉はなんにでもつけられます。

iPhoneを使用されている方なら、Siriのことを思い浮かべたかもしれません。

 

将棋や囲碁が好きな人は、最近人間より強くなった、

AIソフトのことを考えているかもしれません。

 

 

 

人工知能が持つべき特性・性質とはなんなのでしょうか。

・言葉を理解すること?

・人間の代わりになってくれるもの?

・人間と同様に振舞うこと?

・自分で判断をするシステムのこと?

・では人間との違いとは?

・友人や家族として認められる?

・ペットのようなもの?

 

このような問題について自分なりに検討していけたらと思っています。 

 

また人工知能が人間の知性を超越し、現在の生活に大きな影響を与えるであろう

転換点をシンギュラリティ呼びます。

 

それほど人工知能は発達するのでしょうか。

人間を超越した存在になるのでしょうか。

 

加えて倫理的に そのようなもの

(人間のクローン(デジタルクローンと呼ばれます)となるようなものや、

人間の能力を超えた知能、つまりは人間を支配するような人工知能

を生み出してよいのでしょうか。

 

疑問は深まるばかりですが、

続きはこれからということで、、、